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肩こりはいかり肩となで肩で対処法が変わります

あなたは、いかり肩?なで肩?

肩こりを寄せつけないために、まずは体型をチェック。
その後、最適の対処法をしましょう。


長時間のパソコン作業で肩が凝る原因

長時間のパソコン作業の後、肩がバリバリに張ってしまう。

その理由のひとつが、筋膜が高密度化してしまう卜ラブル。

筋膜の中にはヒアルロン酸という物質が含まれています。
悪い姿勢や長時間同じ姿勢をとっていると、筋膜が硬くなり、中にあるヒアルロン酸が固まって筋肉の動きが悪くなるのです。

さらに筋膜の基質がゲル化して基質の中でコラーゲンとエラスチンが自由に動けなくなります。

高密度化を防ぐには、同じ姿勢をとらない、同じ筋肉に繰り返し負担がかかる動作をしないことが重要。

学生時代は体育などで大きく力ラダを動かす運動をしていたので、筋膜の歪みはまだカバーできていました。
でも社会人になると、生活のクセを改善する運動の機会が少なくなり、筋膜の歪みがますます進んでしまうことに。

また、同じ肩こりでも個人差があります。

いかり肩なのかなで肩なのかという違いでも、筋膜のどの部分が固まってくるかが違ってきます。

いかり肩かなで肩かをチェックする目安のひとつは、鎖骨のライン。
時計の針にたとえて、鎖骨がどの時間を示しているかでチェックしてみよう。

後ろから見る正確なチェック方法

鎖骨の角度が10時10分以上ならいかり肩、9時15分以下であればなで肩。

より正確なのは、後ろから見たとき第一胸椎棘突起下縁(上から8番目の背骨)の水平ラインより肩が上ならいかり肩、下にあればなで肩というチェック法。

胸椎棘突起下縁の読み方
きょうついきょくとっきかえん

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鎖骨の角度が10時を指すようならいかり肩。
9時以前はなで肩。

反対側の鎖骨は2時の位置を指したらいかり肩、3時以降はなで肩。

正常範囲の下限は2時と3時の中間から3時以前まで。

正常範囲の下限は9時の位置。上限は9時と10時の間。

いかり肩の肩こり対処法

眉毛の内側
眉毛の内側を人さし指で押さえ、痛い部分を見つける。
痛みがなくなるまでゆっくりともみほぐす。

額の中間
左右の額の中間を人さし指で押さえて痛いところを見つけたら、ゆっくりともみほぐす。
痛みが軽くなるまで行う。

頭の付け根
後頭部にある左右のくぼんだ部分を人さし指と中指で押して、痛いところを探して、ゆっくりとマッサージ。

首の付け根
首の付け根の部分、背骨の左右を人さし指と中指で押さえて痛いところを探してゆっくりともみほぐす。

首と肩の筋肉の中間
首の付け根と肩甲骨の上部の中間を人さし指、中指、薬指で押さえて痛い部分をほぐす。左右別々で行ってもよし。

なで肩の肩こり対処法

眉毛の中間
眉毛の中間の部分、やや—上を人さし指で押さえて痛いポイントを見つける。痛みが軽くなるまでもみほぐす。

耳の上
頭の耳の上に当たる部分を左右の人さし指と中指で押さえて痛い部分を探したら、ゆっくりもみほぐす。

耳の後ろ
耳の後ろの骨を探す。
骨の後ろに人さし指と中指を回し込んで、痛い部分を見つけたらゆっくりほぐす。

首の横
「耳の後ろ」部分の3cmくらい下、首の真横に当たる部分を人さし指と中指で押さえて、痛い部分をほぐす。


前の「首の横」の部分から1cm後ろ、さらに3cmくらい下の部分を人さし指、中指、薬指で押さえてもむ。

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