おしっこしたいのにトイレに行けない状況があります。
トイレに行きたいのにトイレが見つからない場合があります。
「漏れたらどうしよう」が一番思うこと。
そんな時に知っておきたい尿漏れしない方法をご紹介します。
おしっこを漏らさないようにするには、落ち着くこと、体勢も大事なポイント。
日頃から対策もしておくと慌てることはありません。
目次
まずは尿意を鎮める
・深呼吸をする
・意識をそらす
・軽く前かがみになる
・肛門を絞めたり緩めたりする
<深呼吸をする>
鼻からゆっくりと息を吸って、口から吐いてを繰り返す。
副交感神経が優位になり、過剰な尿意が抑えられる。
<意識をそらす>
景色に集中したり、リラックスできる音楽を聴いたりして気をそらす。
<前かがみになる>
圧迫性尿失禁がなければ、前かがみの姿勢が有効。
ゆっくりと座ったりしゃがんだりするのも効果的。
<肛門をぎゅっと閉めたり緩めたりする>
男性なら尿道と肛門を、女性なら尿道と膣と肛門を、5秒間閉めて、5秒間緩める。
繰り返すことで膀胱の異常収縮を抑える。
<やってはいけないこと>
尿道を強く圧迫して我慢すること。
理由は尿道を傷つける可能性があるから。
慌ててトイレに行ってはいけない理由
走ると腹圧がかかって尿漏れが起こりやすくなります。
高齢者の場合は転倒の危険性もあるので気を付けてください。
では、どうしたらいいのか?
尿意の波の間にトイレに行くことです。
何度目かの波の合間に静かにトイレに行くのがポイント。
尿意は波のように寄せては返し、徐々に強くなっていきます。
尿意が強いときは漏れやすいため、おさまっているときを狙って動く。
意識をそらして我慢すれば、尿意の波が小さくなるまで待てるかもしれません。
数をかぞえたり、軽く前かがみになったり、肛門をぎゅっと閉めたり緩めたりする。
注意点は下着を下ろそうとしたときに漏れそうになることです。
最後の最後まで気を緩めずに行動していきましょう!
日頃から膀胱訓練や骨盤底筋トレードをすることも大事。
尿ケアアイテムの購入もしておくといいかもしれませんね。
尿意につながる刺激とは?
尿意をもよおすきっかけは人それぞれ。
自分の体質を知っておいたほうが後で役に立ちます。
脳が過剰に反応して膀胱が伸縮すると尿意に影響があります。
<尿意につながる刺激>
・水が流れる音
・冷たいものを触ったとき
・ドアノブ
・水仕事中
・シャワー時
・お風呂場
・漏れたらどうしようを想像したとき
など、いろいろあります。
人間って禁止されると余計意識してしまいます。
でも、このことを知っていれば、逆に少しは安心なような気がします。
映画・ライブ・外出行事対策
まず日頃から外出したとき、何時間後にトイレに行きたくなるかを知っておく。
出かける直前にトイレに行ったか、行かないかで結果は変わると思います。
・事前にトイレに行っておく
・トイレの場所を把握しておく
・人が多い所では、トイレまでの動線を知っておく
・3~4時間前から水分を控える
・冷え対策をしっかりしておく
・市販薬や漢方薬を飲んでおく
・尿ケアアイテムを着用する
春夏秋冬で対策は変わっていきますので注意してください。