脂肪には良い脂肪と悪い脂肪があります。
悪い脂肪は太る原因に、良い脂肪が脂肪を減らす。
この良い脂肪をうまく使えば、運動や食事制限とは別に脂肪を減らしてくれるのです。
良い脂肪を増やす驚きの方法とは?
良い脂肪を増やす食べ物も掲載中。
体重50キロ×体脂肪率25%=12.5kgの脂肪。
体脂肪率は人それぞれ違い変えることはできます。
目次
食べ物で褐色細胞を増やす方法
食べ物でも褐色細胞を増やすことができます。
何を食べたらいいんでしょうか?
トリップチャンネルを刺激する。
トリップV1は唐辛子・黒胡椒・生姜・青魚(イワシサバマグロの トロなど)
トリップM8はミント・ペパーミント。
ペパーミントのメンチル乳酸という成分が反応します。
トリプルA1は玉ねぎ・にんにく・わからし・わさび・シナモン・緑茶。
玉ねぎやはからしわさびに含まれる辛味成分に反応します。
以上のようなものを組み合わせて食べていきます。
とりあえず、緑茶をほどよく飲むのがいいでしょうね。
良い脂肪の正体とは
良い脂肪の正体とは何なのか?
良い脂肪とは身体のヒーター。
脂肪には2種類あります。
白色と褐色と言う2種類の脂肪細胞が私達人を含めて哺乳動物にはすべてあります。
一般的によく知られているのが白色脂肪細胞。
これは皆さんがイメージするいわゆる脂肪の塊。
太った時この白色脂肪細胞が大きくなっているのです。
つまり肥満の原因です。
そしてもう1つは褐色脂肪細胞。
褐色脂肪細胞は白色脂肪細胞と同じ脂肪組織でありながら色も形も違います。
この褐色脂肪が痩せるに関係しています。
褐色脂肪というのは脂肪を燃やして熱を作るヒーターのようなもの。
実は赤ちゃんは褐色脂肪をたくさん持っています。
筋肉が少ない赤ちゃんは褐色脂肪を使って熱を作っているのです。
褐色脂肪細胞なので中に脂を溜め込んでいます。
しかし、それとは別に熱を生み出すヒーターも持っているのです。
寒さなどを感じると体温を上げるために、まず褐色脂肪は自分の脂を使って熱を作ります。
それでも足りなくなると、さらに全身の白色脂肪細胞の脂を使って熱を出しているのです。
つまり、これが痩せに繋がるメカニズムなのです
しかし、褐色脂肪は年齢とともに減っていってしまいます。
年齢別、褐色脂肪を持つ割合
褐色脂肪は年齢とともに減少しています。
20代が褐色脂肪を持つ割合が50%だとすると、
30代は40%。40代は約25%。50代は10%ちょっと上。
60代になると5%以下になります。
もちろん減り方には個人差はあります。
褐色脂肪細胞は増やすことはできません。残念。
しかし、第三の脂肪細胞があるんです
ベージュ脂肪細胞
第三の脂肪細胞とは?
「ベージュ脂肪細胞」
白色脂肪細胞の中のベージュ脂肪細胞があります。
ベージュ脂肪細胞を増やして、活性化させてやれば、ちゃんと褐色細胞と同じようにヒーターとして働いてくれるんです。
太る元の白色脂肪細胞がベージュ細胞に変わり、さらにそのベージュ細胞が白色脂肪細胞を燃やす。
ベージュ脂肪細胞はちゃんと増やすことができる。
ではどうしたら褐色脂肪を味方にすることができるだろうか?
それは寒冷刺激です。
体を冷やすとヒーターの役割を担う褐色細胞が増える。
水泳なんかいいですよ。