多くの人が感染している可能性大のロ唇へルペス。
軽症の場合は放っておいても治るため、病名を自覚していないケースも多々あります。
ポピュラーで厄介な伝染病のロ唇へルペスの実態、セルフケアに迫ります。
一度発症したら、生涯潜伏しているへルぺスウイルス。
目次
へルペスって伝染るんですか?
発症している人と粘膜接触をすれば、伝染る可能性は大きいです。
粘膜があるのは鼻孔、唇、耳、生殖器、肛門など。
ロ唇へルぺスと性器へルぺスの違い
同じ名前がついている、性器ヘルぺスの関係は?
発症する場所が違うだけで、どちらも単純へルぺスウイルスによるもの。
治療法も同じです。
性器やその周囲に症状が出たら、皮膚科や婦人科に相談してください。
口内にもできるロ唇へルペス
くちびるの周りだけじゃない!口内にもできるロ唇へルペス。口唇とは、くちびるだけでなく、口内も含むロの周辺一帯のこと。
口内炎だと思っていたものが、実は口内にできたロ唇ヘルぺスということも。
患部を指で触ったらていねいに手を洗うなど、感染の拡大を防いでください。
日本では、ヘルぺスの抗体を、20〜30代の半数の人が持っているというデータがあるほど、多くの人が感染しているウイルス性の伝染病です。
伝染病と聞くと不安になるが、10日ほどでかさぶたができて治っていくので、そんなにナーバスにならなくても大丈夫。
1度感染すると神経細胞に寄生して潜伏し、疲れているときや、ストレスを感じているとき、強い紫外線を浴びたときなどに再発するのが特徴です。
ロの周辺がピリピリ、チクチクしだし、赤く腫れて、2〜3日後にはその上にぶつぶつした水疱ができてくる。
この水疱の中にたくさんのウイルスが存在。
水疱が破れて、湿った患部に粘膜が接触することで感染してしまいます。
感染力が強いので、症状がなくなるまでは、他の人への接触は十分に注意を払ってください。
アレは当然NGだし、タオルの共用や、飲み物、食べ物のシェアは避けよう。
また、間接的にどんなルー卜で感染してしまうかわからないので、患部にはできるだけ触らないこと。
自分がヘルぺスだと知らずに、人に感染させてしまうケースもあります。
自分に抗体があるかどうかは、皮虜科に行けばわかるので、疑わしいと思ったら病院へ行きましょう。
また症状の悪化や感染を防ぐためにも、発症したら病院に駆け込むのがおすすめです。
自分でできるロ唇へルペスのセルフケア
一度発症したら、生涯潜伏しているへルぺスウイルス。
再発を予防するためには、生活習憤から見直して抵抗力のある丈夫な体づくりを目指すこと。
何度も経験している人なら、発症するパターンがわかっていたり、再発の予感がすることがあるはず。
早め早めに病院で治療しておけば、症状の悪化を防ぐこともできる。
こんな症状があったら病院へ
・唇や口内に赤い水疱ができる
・水疱がぴりぴりちくちくする
・水疱が腫れて熱を持つ
こんな人は要注意
・パートナーや家族がヘルぺスにかかったことがある
・強い紫外線を一時的に多く浴びたとき
・季節の変わり目や体力が低下て免疫力か落ちているとき