血液は人間が生きていく上で大事なもの。
その血液を流す管である血管も劣化しないようにしなければなりません。
生活習慣や食べ物で血液も血管も大きく変わります。
長い間、血液と血管はキレイにしておきたいですよね。
目次
カルシウムパラドックスとは?
カルシウムの摂取不足が続くと、骨からカルシウムが溶け出します。
するとどうなるのか?
カルシウムが血管の壁にくっついてしまう。
それが石灰化を起こす。
これが血管を老化させるカルシウムパラドックス。
ダイエット中でも、カルシウムを多く含む食材を食べましょう。
小魚、乳製品、豆類などを食べるといいです。
心臓が石灰化すると高血圧になる可能性あり。
寝ている時、息切れが突然起こるのが心不全の特徴。
足に水が長時間たまり、むくみが出る場合は注意が必要。
血圧を測る副産物
毎日血管を何度も測る。
実はこの行為、毎日続けると高血圧の改善に繋がると言う
それはなぜか?
血圧を測ると、まず腕が締め付けられ血流が悪くなる。
測り終わると圧が緩み、血液が勢いよく流れる 。
血流が良くなることで、血管の中に「no」という物質が発生。
このnoは血管をしなやかにし、血圧を下げる効果が期待できるのだ
有酸素運動でnoを発生させるためには、20分ほどかかると言われています。
高血圧改善法は血圧を1日3回ほど測定する。
瓶の蓋が開けられない人は血管が老化
血管の老化が進んでいる人は瓶の蓋が開けられない。
逆に瓶の蓋が簡単に開けられる人は血管年齢が若い。
握力と血管の関係を確認するため、雑巾絞りテストして判明したことは?
・握力を維持できない人は、心血管疾患による死亡リスクが高いことが分かってきました。
・最新の研究では、握力を維持できている人の血管が若々しいことが分かりました。
男性より女性の方が血管が柔らかい。
その理由は、女性は家事などによって毎日握力が鍛えられているからです。
そして男性より女性の方が年をとってからの握力の低下の比率が低いのも特徴。
毎日の積み重ねを考えると、家事をこまめに行った方が握力は鍛えられる。
血管若返り法
血管の若返り方法があります。
その名も「no分泌入浴法」です。
NOは、血管柔らか物質。
これは、お風呂に浸かりながらできる、握力を上手に使う方法です。
入浴中、体を温めながら両手でボールを握るだけ。
ゴムボールを片手に一個ずつ。
無理のない範囲で何回やってもOK。
お風呂以外でもボールを握っても大丈夫です。
味噌汁のペプチドが血圧を下げる
日本伝統の発酵食品は味噌。
味噌って塩分が多いから、逆に血管に悪いような気がすると思うかもしれません。
お味噌汁一杯の塩分はそんなに多くありません。
味噌汁一杯の塩分は約1.4グラム、ラーメンが約6グラム。
ちなみに、1日の塩分摂取量の目安は男性が9グラム未満で女性が7.5グラム未満。
お味噌の中の大豆には、ペプチドという成分が含まれています。
このペプチドが血圧を下げている。
実は、ある味噌をよく食べている県は糖尿病死亡率が一番低かったんです。
その味噌は赤味噌です。
赤味噌の色の成分が糖の吸収を抑えます。
その成分はメラノイジン。
このメラノイジンが、腸内で糖の吸収を抑えて、食後の血糖値の上昇を緩やかにする。
熟成が進んだ赤味噌ほど効果が高い 。
糖尿病死亡率が最も少ないのは愛知県。
つまり、赤味噌の消費量が一番多い県は愛知県ということです。
愛知といえば、味噌ですよね。
味噌カツ、味噌煮込みうどんなど。
糖尿のコントロールができると血管も若々しくなります。
血圧を下げるのに効果的な味噌汁の具材はワカメです。
ワカメにはカリウムがたくさんあるので、体の中の塩分を尿で出してくれます。
血圧を下げる効果が期待できる味噌汁。
みそ汁のオススメの具はワカメと豆腐。
豆腐の大豆から作られているので、大豆ペプチドが入っている。
味噌には麹菌、乳酸菌、酵母菌が入っているのですが、煮立てるとほぼ死んでしまいます。
なので、お味噌汁を作る時は火を止めてから約5分後に鍋の温度は50度になるので、そのタイミングで味噌を入れます。
加熱して菌が死んだとしても、死んだ菌は腸内細菌のエサになります。
約50度ぐらいで味噌を入れた方が生きた菌が残りますよ。