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血液 脂肪 コレステロール

脂質異常症と動脈硬化になりやすい人はこの血液数値に注意

動脈硬化になりやすい人

・脂質異常症
・高血圧
・高血糖
・喫煙者、受動喫煙
・メタボリックシンドローム(メタボ)
・慢性腎臓病
・高尿酸血症(こうにょうさんけつしょう)
・睡眠時無呼吸症候群
・加齢
・男性

血液検査で自分の数値を把握しておきましょう。


自分が脂質異常症かを知る方法

コレステロール値と中性脂肪の数値を血液検査で調べる。

コレステロール はLDLコレステロール (悪玉)とHDLコレステロール (善玉)の数値が分かります。

コレステロール値の異常値

LDLコレステロール (悪玉)140mg/dL以上は脂質異常症。

HDLコレステロール (善玉)40mg/dL未満、90mg/dL以上は脂質異常症。

中性脂肪は150mg/dL以上は中性脂肪が多すぎ。

コレステロール値の基準値

LDLコレステロール (悪玉)70〜139mg/dL

HDLコレステロール (善玉)40mg/dL未満、90mg/dL以上は脂質異常症。

男性 40〜86mg/dL
女性 40〜96mg/dL
中性脂肪 50〜149mg/dL

冠動脈疾患発症予測ツール

色々な数値を入力して、狭心症や心筋梗塞の発症確率を自動的に計算してくれるツール。

詳しくは「日本動脈硬化学会」のホームページまで。

年齢、性別、脂質、血圧、血糖値の数値があればOK。
以下が動脈硬化を進行させる(脂質異常症以外)

加齢が最大の危険因子

加齢に伴って動脈硬化は少しずつ進んでいきます。
これを知っているだけでもだいぶ違います。

男性の場合

男性は、動脈硬化の起こるリスクが高く、女性の約3倍心筋梗塞が起こりやすいといわれています。

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女性の場合

女性の場合は、女性ホルモンがLDLコレステロール値の上昇を抑えています。

しかし、閉経後はLDLコレステロール値が上がり、動脈硬化が進む可能性があります。

高血圧・高血糖・糖尿病

高血圧は血管の壁が強く圧迫される状態が続くため、血管が傷つきやすくなり、プラークが破りやすくなります。

血糖値が以前より高くなってきている人は注意してください。

糖尿病で血糖値の高い状態が続くと、血液中のLDLにブドウ糖が結合して変性し、血管の壁に侵入しやすくなる。

糖尿病とは診断されていない予備軍の段階でも、動脈硬化が進むことがあります。

メタボリックシンドローム

LDLコレステロール値が高くメタボである人は、動脈硬化のリスクが高いので注意。

メタボにおける脂質異常とは、HDLコレステロール の低下と中性脂肪の増加のみをさします。

LDLコレステロールとは分けて考えます。

メタボじゃなくてもLDLコレステロール値が高い人は動脈硬化になりやすい。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に呼吸が一時的に止まる病気で、動脈硬化が進行しやすくなるといわれています。

喫煙

タバコは動脈硬化に伴う狭心症、心筋梗塞、脳卒中などの発症リスクを上げます。

受動喫煙でも発症リスクは上がります。
煙が出ない新型タバコもリスクが上がります。

慢性腎臓病

慢性腎臓病は糖尿病や高血圧がなどが背景にあって、腎臓の働きが低下する病気です。

進行すると透析療法が必要になるだけでなく、動脈硬化が進行して心筋梗塞や脳梗塞が起こりやすくなります。

高尿酸血症(こうにょうさんけつしょう)

高尿酸血症は血液中の尿酸の量が過剰に増える病気で痛風発作を引き起こします。

高尿酸血症も動脈硬化の危険因子になると考えられています。

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