血液検査では0.01ミリのがんを見つけることができます。
しかも50マイクロリットル(20分の1ミリリットル)の血液でステージ0のがんが発見!
検便がイヤで検査を受けてない人は、血液検査を受ければいいんです。
私も血液検査で大腸がん見つかる病院へ行きたいと思いました。
そして、人間が見落としがちなガンをAIが診断してくれるサービスもあります。
早期発見により生存率は上がります。目指せ100歳!
目次
島津製作所の測定機器は血液で大腸がんリスクを判定
この装置では血液中に含まれている微量なアミノ酸や有機酸など、大腸がんに特有の代謝物の濃度の変化や全体のバランスを判定することで、検査を受けた人が大腸がんにかかっているリスクを測る.
一般的な検便(便潜血検査)と比べて10倍〜数十倍、早期の大腸がんに関して発見率が高い。
50マイクロリットル(20分の1ミリリットル)の血液で測定可能。
がんの大きさ0.01ミリが見つかる
がん成長と検査で見つかるまでの期間は発生10年〜20年→育成期1年〜5年増殖期。
・がんの大きさ0.01mm(島津製作所で見つかる可能性ありでステージ0の超早期発見)
・がんの大きさ1mm(X線・PET検査で見つかる)
・がんの大きさ1cm(X線・PET検査で見つかる)
・がんの大きさ3cm(症状が出てくる)
・がんの大きさ10cm(死亡する可能性がある)
島津製作所は2018年10月から京都市内の病院と提携しサービスの試験運用を開始。
大腸がんリスク判定サービスの提携病院
その病院は京都市にある御池クリニック。
<大腸がんリスク判定サービス>
京都市内の提携病院で採血→血液輸送→島津製作所で血液分析→報告書を病院へ。
リスクが高かった人には精密検査を受診を促します。
検査費用は自由診療で3万円〜4万円。
早ければ2019年にも実用化へ。
血液から13種類のがんを発見
国立がんセンターでは血液から13種類のがんを発見。
胃がん、食道がん、肺がん、肝臓がん、胆道ガン、すい臓がん、大腸がん、卵巣がん、前立腺がん、膀胱がん、乳がん、神経膠腫(しんけいこうしゅ、悪性の脳腫瘍)、肉腫。
以上のがんが血液で95%の確率で分かる。乳がんは97%。
2020年をめどに開始。現在の血液検査とは違います。
尿から分かるがん検査
日立製作所では自宅で採取した尿でがん診断し結果をスマホで通知する実証実験をしている。
AIを活用した がん発見技術
富士フィルムでは画像診断装置の検査画面をAIで分析。
3次元に加工した医療画像をAIが分析するシステムを開発中。
肺がんなどに適応しようと検討中で2019年に実用化。
内視鏡検査の映像をAIで処理
NECでは内視鏡検査の映像をAIで処理して98%の確率でがんを見つける。
人間が見つけるより精度が高い。
顔認識機能を使う。
がん罹患者数の部位別順位
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
男性 | 胃 | 肺 | 大腸 | 前立腺 | 肝臓 |
女性 | 乳房 | 大腸 | 胃 | 肺 | 子宮 |
男女計 | 大腸 | 胃 | 肺 | 乳房 | 前立腺 |
罹患(りかん)とは、病気にかかること。
2014年のデータで国立がんセンターの資料に書いてありました。
最新データは4年遅れなのかな。
がん3年生存率
がん全体 71.3%
食道がん 52%
肺がん 49.4%
乳がん 95.2%
胃がん 74.3%
すい臓がん 15.1%
大腸がん 78.1%
前立腺がん 99%
早期に前立腺がんが発見されても経過観察が多い。
症状がないので、亡くなってから前立腺がんだったということある。遺体解剖で。
すい臓がんに関しては5年生存率が7%
島津製作所では膵臓がんの早期発見にも力を入れている。
そして、高い精度で負担が少ない乳がん検査を支援する乳房専用装置も作っています。
乳房専用PET装置「Elmammo Avant Class」
痛みが少ない乳房専用PET装置。