悪玉コレステロールが多いのはダメ。
善玉コレステロールが少ないのもダメ。
そして、もう1つ注意しなければならないことがあります。
それは、中性脂肪を増やさないこと。
中性脂肪が増えすぎてしまうと、悪玉コレステロールの性格が変わってしまうから。
酸化悪玉コレステロールに変化します。
酸化悪玉コレステロールとは?
中性脂肪を増やさない方法と酸化悪玉コレステロールを増やさない方法を書きました。
目次
中性脂肪の基準値と超えたときの病気とリスク
中性脂肪の基準値は30~149mg/dl。
※年齢によって変わる場合があります。
私の数値は78mg/dlでした。
150mg/dlを超えると将来の心筋梗塞の発生率が普通の人より2倍多い。
日本人はアメリカ人よりも中性脂肪に弱いのが分かっています。
コレステロールが、あくまで動脈硬化の主役なんですが、中性脂肪が基準値を超えていると、コレステロールの質が変わってしまう。
いろんなコレステロールが出てきます。
見かけ上、悪玉コレステロールは低い人も、他の悪いコレステロールがいっぱいあるから、動脈硬化が進む可能性が。
酸化悪玉コレステロールに注意してください。
酸化悪玉コレステロールとは?
悪玉コレステロールは、錆びて酸化悪玉コレステロールになる場合がある。
悪玉コレステロール自体は悪者ではない。
それが余って酸化されてしまうと、すごく悪いものになってしまう。
悪玉コレステロール自体は悪さはしないんです。
血管の壁に入り込んだ悪玉コレステロールが、活性酸素によって酸化し、酸化悪玉コレステロールに変わってしまうと、血管を狭くする原因プラークの生成に繋がってしまうことが分かってきました。
しかも、この酸化悪玉コレステロールが体内に溜まっていくと、体はどんどんさびついてしまいます。
それはまさに、ツルツルのパチンコ玉が酸化することで錆びていき、ボロボロになってしまうようなもの。
その結果、引き起こされるのが体の老化。
老化の影響が大きく現れるのが顔。
見た目を老けさせるシミやたるみがどんどんできてしまうのです。
しかも、 この酸化悪玉コレステロールは、血管を詰まらせしまうリスクがあり、通常の悪玉コレステロールに比べはるかにリスクが高いとも言われています。
このまま酸化悪玉コレステロールが血管の壁に溜まり続けると、近い将来、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こし突然死してもおかしくは無いのです。
年齢は関係ありません。
悪玉コレステロールが酸化してしまう原因
一番はタバコです。
タバコで悪玉コレステロールが酸化してしまう。
もう一つは調理法です。
私たちの周りには、体を錆びさせるような様々なストレスや害毒がたくさんあります。
それをはねのける抗酸化能力が私たちの体の中にはあるのですが、1度でも一箇所錆び始めると、そこから全体に広がっていくのがサビの怖さです。
これが広がってしまうと、ガン、心筋梗塞、脳梗塞、特に最近では認知症の発生率が非常に高いと言われています。
タバコを吸っていると非常に酸化します。
タバコ吸っている人の酸化悪玉コレステロールを調べると、ほぼ全員が高い。
そして、調理法やお弁当を食べるときも注意が必要。
酸化悪玉コレステロールを増やしてしまう調理法
1位 揚げる
2位 焼く
3位 煮る
4位 蒸す
5位 生
以上が酸化悪玉コレステロールを増やしてしまう調理法です。
ということは、揚げ物は酸化悪玉コレステロールを上げる要因。
茶色の食べ物は美味しいものがいっぱいあるので気を付けましょう。
私は唐揚げ、フライドポテトが好きなので困りました。
これからは何かのご褒美の時だけ食べるようにします。
そして、お弁当を食べるときも注意です。
レンジで何度も温め直すと酸化コレステロールが増えていきます。
ということは、揚げ物を電子レンジで温めるのはダブルパンチ。
食べるなら、揚げたてですね。
電子レンジで温めるのは何故いけないのか?
電子レンジはマイクロ波なので中からすごく温まる。
オーブンは外からゆっくり温める。
だから電子レンジの方が酸化しやすい。
コンビニでお弁当を温めるならすぐ食べる。
すぐ食べないなら、コンビニで温めない。
<酸化が進みやすい調理法>
揚げる→焼く→煮る→蒸す→生
となります。