だるい、肌が乾燥する、抜け毛が多い・・・その悩み、鉄分が足りてない可能性あり!
女性の2割、男性の1割が鉄分不足中。
鉄分不足になる意外な落とし穴と対策法を紹介します。
目次
だるさがあった場合、疑われる原因とは?
・急性肝炎
・不眠
・自律神経失調症
・うつ
・腎疾患
・心疾患
・貧血
自分では貧血が分からない原因
貧血と言うと朝礼で、か弱い女の子が意識を失って倒れるイメージがありますよね。
でも実際は、そのような大げさな貧血はありません。
クラっとしてやっと気づく感じですよね。
貧血の初期症状
なんとなく日常がだるい
疲れやすい
疲れが抜けないとこが多い
歩いていても速度が上がらない
階段を上る登る気がしない
という割と地味な症状で始まります。
なので、自分では貧血だということに気づかない人が多いのです。
貧血というのは血が足りないというよりも、鉄分が不足していること。
貧血=貧鉄。
そして、それは・・・貧酸(酸素が足りない)ということになります。
ご高齢の方で貧血でなっている方は胃がんや大腸がんの可能性があります。
病院で診察すると良いでしょう。
貧血からくる超意外な症状
息切れ
爪の変形
口内炎
だるさ
氷食症
乾燥肌
抜け毛
嚥下障害
血液の中の鉄分が少なくなるとどうなるのか?
全身のミトコンドリアが酸素不足になり、細胞が正常に働かなくなる。
酸欠状態になる。細胞が駄目になっていく。
これが不調の原因になります。
先ほど紹介した貧血からくる意外な症状は貧血を治せばこれが元に戻りますけど、本当に知らないで貧血がずっと続いていくと生死に関わる問題になる。
衝撃は鉄を減らす
ラグビーの選手に貧血が多いんです。
マラソンランナーやドラマーなど。
叩いたり走ったりすることで、手とか足に衝撃が走ります。
そういったことで血管の中の赤血球が壊れてしまった。
その他に鉄が出て行ってしまう原因は便、尿、皮膚の剥がれ、抜け毛、汗。
これらで大体鉄分が1ミリグラム排出すると言われています。
他には月経、破壊、汗。
衝撃はぶつけた結果、体の中で赤血球が割れてしまって、壊れたものが出て行ってしまう。
普通は再利用できるんですが、たくさん壊れすぎると再利用しきれない。
体の中には一応、鉄分全体として3~4ミリグラムぐらい入っている。
その中の一部をストックしている。
鉄分摂取量が減少している日本人
40年前に比べると日本人の鉄分の摂取量は約半分に減っています。
その理由は鉄鍋で調理しなくなったことや、食生活の変化からです。
昔はひじきに鉄分が含まれていたんですが、鉄釜でひじきを煮ると鉄分が100グラムのひじきで58.2ミリグラム。
ステンレス釜だと6.2グラムまで鉄分が減ってしまっています。
鉄のやかん、鉄の急須、鉄卵を使うとOK。
鉄卵
お湯を沸かすときに使うと、鉄分が溶け出る。
煮物など調理するときの鍋に入れたり。
鉄分の取り過ぎは悪くないの?
食事で鉄分を取る程度なら問題なし。
ただし、サプリメントを利用する場合は、用法用量を守ること。
貧血予防法なら食事で鉄分補給しよう!
レバー100グラムは鉄分は13ミリグラム入ってると言われています。
鉄の吸収率は5から20%程度。
なのでレバー100ミリグラムで鉄分1ミリグラムの
摂取ということになります。
鉄の調理器具を使いましょう。
最近は大量生産されているので、お値段もお安くなっていますよ。
安いのなら500円で買えます。
鉄鍋や中華鍋でお味噌汁を作る。
鉄鍋や中華鍋で水を10分加熱しながら具材を煮て、味噌を溶いて完成。
お味噌汁たったの1杯で、日本人の1日の鉄分不足分が摂れるんです。
鉄分が多い食材
アサイー、アサイーボウル
きなこ
青菜
大豆製品
木綿豆腐、厚揚げ
貝類、アサリ
1日にこれを食べれば大丈夫な食材。(以下のどれか1つでOK)
日本人が1日に不足している鉄分を摂取可能。
・レバーの焼き鳥1本
・小松菜のおひたし100グラム
・アサリの酒蒸し16個
・牛赤身肉90グラム
・納豆1パック
こうした食材をビタミンCと一緒に摂れば、鉄分の吸収率がアップ。