普段の呼吸で、あることを意識するだけで、体に様々な変化が現れます。
冷え性改善、肩こり解消、血圧低下、快眠、ストレス解消。
呼吸するときに、ある大切なことをするといいのです。
それは吸う筋肉のストレッチと吐く筋肉のストレッチです。
その方法をご紹介します。
目次
呼吸回数と健康、驚きの関係とは?
呼吸の回数には、ものすごい意味があります。
成人の1分間の平均呼吸回数は15回。
吸って吐いてで1呼吸。
普段の呼吸が減るっていうのはとても重要なポイント。
ちなみに、深呼吸するのも体に良いことです。
呼吸回数を減らすことでストレスをなくす。
わざわざ深呼吸しなくても、自然と呼吸回数が減っちゃう体操をご紹介します。
肺の周辺ストレッチで普段の呼吸回収が減少。
ストレスによる症状が改善する可能性が高いです。
吸う筋肉のストレッチ
○手を伸ばしながら息を吸う
○手を戻して息を吐く
胸の高さで両手を軽く組み、ゆっくり息を吸いながら、できるだけ前へ突き出します。
背中は逆に思い切り後ろへ。
吸いきったら息を吐きながら手を戻します。
一度に行うストレッチは2〜3回
1日に何回も繰り返すと良い。
毎日、決まった時間にやる習慣をつけるといいですよ。
吐く筋肉のストレッチ
○手を伸ばしながら息を吐く。
○息を吸いながら手を戻す。
体を後ろに組むことができるのが理想。
できなくてもOKです。
一度に行うストレッチは2〜3回
1日に何回も繰り返すといい。
両手をお尻の上で軽く組んで、顎を上げ息を吐きながら、斜め下へ思い切り伸ばしていきます。
上体は動かせないように注意しましょう。
毎日、決まった時間にやる習慣をつけるといいですよ。
呼吸中枢と扁桃体の関係
呼吸の基本は肺の外側にある胸郭が収縮することによって胸郭(きょうかく)が広がる。
胸郭が広がると肺がそれにつられて広がっているので、空気入ってきます。
胸の筋肉が硬くなってくると、浅い呼吸になる。
呼吸が浅くなると、不安になるとか色々なことが起こります。
緊張すると呼吸の数は浅くなります。
だから、胸の筋肉が柔らかさを持つ体にしておけば、ストレスに負けないぐらいの体になるのです。
どうすると常に深呼吸を欠かさずやっているような体になっていき、悩みから解消されるのか?
その答えが吸う筋肉&吐く筋肉のストレッチです。
肺を動かす筋肉
肺は言ってみれば、ただの柔らかい袋。
自分で縮んだり膨らんだりできません。
膨らませたり、縮ませたにしているものは、横隔膜という筋肉とあばら骨の間にあるいう肋間筋という筋肉。
これらの筋肉が周りから肺を絞らせたり、膨らませたりしています。