寝たきりの最大の予防は人とのコミュニケーションを取ることです。
え?どうして?って思いますよね。
孤独だけど、長生きしたい人は必見。
もちろん、食事と運動も大切ですよ。
寝たきり予防7ヶ条も載せてあります。
目次
寝たきりの最大の予防は孤独をなくし人とのつながりを持つこと
孤独が好きな人がいます。
その理由の大半は「人間関係構築が面倒臭い」から。
残念ながら「人とのつながり」が少ないと、「体に起きる炎症」が強くなることが分かっています。
心臓、血圧、ホルモンなど、体中に悪影響が及び死亡する可能性すら高まってしまうのです。
人とのつながりチェック
・月に1回以上、顔合わせたり消息を取り合う人が何人いますか?
・個人的なことでも気兼ねなく話すことができる人が何人いますか?
・手助けを求めることができるような身近に感じる人が何人いますか?
人数が多い方が良いです。
ですが、人との関わりが多い分だけ色々あります。
この辺は人によるので難しいです。
孤独より、人とのコミュニケーションが多いほうが寝たきりになりにくい。
長生きに影響する度合いの大きい順
○人との繋がりがある
○禁煙
○お酒を飲みすぎない
○運動
○肥満予防
人との繋がりあり、運動している人が一番寝たきりにはなりにくいのです。
一人でしっかり運動するよりも、グループで軽めの運動のほうが介護予防効果あり。
みんなでワイワイ何かをすのが大事。
週に1回、同居の家族意外の人と外で会うと、体の機能が衰えにくいというデータもあります。
ボランティアに参加するのもいいかもしれません。
詳しくは地域包括支援センターまで。
人に親切にすると寝たきり予防に効果
日々の行動しだいで、自分が寝たきりにならないよう遺伝子を働きをコントロールできることが分かりました。
・人に親切にする
実験で人に親切な行動を1日3回やってもらったグループに寝たきり予防に効果的なが変化が現われました。
では、寝たきり予防に効果的な変化とは何なのか?
「炎症を引き起こす物質が減る」
寝たきりの大きな原因は体の炎症が進むこと。
炎症が長期に進むと、筋繊維が委縮して、全身が衰えていく。様々な病気にも繋がります。
免疫細胞は病原菌などと戦うときに、炎症モードに入ります。
炎症モードが長く続くと、自分の体にまでダメージを与えてしまう。
筋肉や血管にダメージを与える。
血管にダメージが続くと動脈硬化。脳梗塞、心筋梗塞につながる。
脳細胞にダメージが続くと、脳が萎縮してアルツハイマーになりやすい。
それは、炎症物質を出させる遺伝子が、あまり動かなくなるのです。
寝たきり予防7ヶ条
お年寄りにとって何より気を付けたいのは転倒。
転倒→寝たきり→要介護
・転倒を防ぐ→片付ける
・筋肉を維持→運動後に牛乳
(運動直後は筋肉にタンパク質が取り込まれやすい)
・肉を食べる
(高齢者は肉の摂取が減っているのでご注意)
・骨折を防ぐ→かかと落とし。立ってかかとを上げたり下げたり。
(刺激により骨を丈夫にするホルモンを出す)
・骨と筋肉を維持→日光浴
(骨・筋肉合成に必要なビタミンDを日光浴で生成)
・運動神経を刺激→くねくね体操
(上を動かさないで腰を動かす。体感を通る運動神経をくねくねの動きで刺激)