マイクロ波マンモグラフィーは微弱電波で乳がんを検診します。
特徴は痛みや見落としがないこと。
乳がんの健診率が40%と低いのはマンモグラフィー健診が痛かったから。
しかし、マイクロ波マンモグラフィーにより、乳がん健診率がアップして、助かる命が増えるということ。
日本人女性の11人に1人が乳がんを発症。
検査で早期発見をして、早めの治療をして100歳まで生きる!
マイクロ波マンモグラフィーはいつから?病院はどこか?
目次
マイクロ波マンモグラフィーの特徴と費用
・痛くない
・見落としがない
・電波も安心(X線ではなく微弱な電波を使用)
・検査が簡単(特殊な技術がいらない)
費用は数千円。
検査方法と時間
胸にシールを貼り、シールに(メモリが)書かれた線に沿ってマイクロ波を放つ機器で31回なぞるだけ。
検査時間は約10分。
従来の胸を挟む方法とは違い痛みはない。
検診の結果を3D画像で表示して、がんの形、大きさ、位置を見る。
精度も高く0.5ミリのがんまで検出可能。
画像もほぼリアルタイムで分かる。
今までの機械のデメリットを解消。
検診の感想
健診を受けた女性
「何も感じない。心地よく寝てしまいそうになった」
微弱電波で乳がん検診
マイクロ波マンモグラフィーは痛くないマンモグラフィー。
体の負担が軽減されるのは嬉しい。
開発したのは神戸大学の木村建次郎教授。
「高濃度乳房は、従来のマンモグラフィーだと、どこにがんがあるか分からない」
「マイクロ波はがんを見るという意味でも、パーフェクトな波動と考えることができる」
「この検査は乳がんと甲状腺がんにしか使えない」
木村 建次郎さん。
神戸大学 数理・データサイエンスセンター教授。
「モノの中を見る」最先端の法則システムを開発。
理論研究から実用化まで一貫して行う。
すごいものを作ってくれました。
ありがとうございます。
マイクロ波マンモ臨床研究協力病院
マイクロ波マンモグラフィーは、臨床研究の被験者として受けることができる。
まだ一般の診療ではありません。
臨床研究に参加しているクリニック
・岡本クリニック(兵庫県神戸市中央区)
・神鋼記念病院
・兵庫県立がんセンター
・神戸大学医学部付属病院
マイクロ波マンモグラフィーの実用化はいつ?
Q.医療現場の導入はいつ頃になりますか?
A.3年後程度(2019年1月現在で)
臨床研究から実用化へ
臨床研究 人を対象として行われる医学研究
↓
治験 国の承認を得て医療に用いられるために実施されること
↓
実用化
料金は?
健康診断は保険が適用されないので数千円で自己負担。
病院で何らかの異常が見つかり検査するときは保険適用。
基本、乳がん検診は自己負担。