脂肪肝シリーズ、今回は最終回の第3弾。
第1弾は脂肪肝とは?
第2弾は脂肪肝の検査方法でした。
最終回の第3弾は脂肪肝の改善と予防になります。
結論は食べる量を減らして、運動すれば解決します。
お酒を飲む人は飲酒量を減らしてください。
このページでは、できるだけ簡単に脂肪肝の改善対策をする方法を書きました。
目次
脂肪肝の数値を下げる運動法
1.スクワット10回(1日1セット)
(負担をかけるためにゆっくりやりましょう)
軽く腕組みをする感じでスクワット。
2.スクワット後、15分ほどウォーキングをする。
(速めに歩いた方が効果あり)
筋トレと有酸素運動の組み合わせが大事。
スクワットなどの筋トレをすると、脂肪をエネルギーに変えろというメッセージが筋肉から全身に送られるます。
メッセージを受け取った肝臓では中性脂肪をエネルギーに変えるスイッチが入ります。
そうなると中性脂肪が減っていく仕組み。
一旦スイッチが入れば、ウォーキング程度の有酸素運動で、もこの反応は持続すると考えられています。
だから、筋トレと有酸素運動の組み合わせが重要。
会社勤めの方は仕事が終わったらスクワット10回。
その後、15分歩きましょう。
脂肪肝を改善する食事法とメニュー
毎日、食べたほうが良い食材は大豆。
大豆といえば、納豆、味噌、枝豆、豆腐、油揚げ。
しょう油も大豆ですが、かけすぎには気を付けましょう。
たんぱく質が多く含まれる食品
肉や魚、卵、豆製品など、
研究結果があります。
最近、マウスの実験で大豆に含まれるタンパク質に脂肪肝を改善する特別な効果があることが明らかになりました。
大豆タンパク質を積極的にとることが、脂肪肝の予防に寄与すると大いに期待される。
お弁当のメニュー
・豆腐ハンバーグ
・おから
・大豆の炊き込みご飯
作り置きすれば楽ですね。
脂肪肝改善が期待される食品はコーヒー
コーヒーが脂肪肝改善が期待されるのは意外ですよね。
どういう仕組みなのか?
それは、コーヒーに含まれるカフェイン。
研究によって、カフェインが肝臓に蓄積する脂質を減らすことが分かりました。
コーヒーを1日3杯飲む人は、脂肪肝のリスクが約1割低下。
※過剰摂取による害も報告されています。
飲み過ぎには注意してください。
コーヒーが苦手な方や苦いのが苦手な方は?
濃いインスタントコーヒーを豆乳で割るのはどうでしょうか?
まとめ
脂肪肝の予防と対策で特に効果があるのが、
筋トレと有酸素運動の併用。
スクワットでなくても、腕立て伏せ、腹筋運動、ダンベルを持ち上げるなどでも良い。
スクワットは使う筋肉量が多いので効果が大きい。
コーヒーは肝臓の中性脂肪を減らす作用がある。
以上で脂肪肝第3弾の脂肪肝を改善する運動と食事で数値を下げる方法は終了しました。
第1弾は脂肪肝とは?
第2弾は脂肪肝の検査方法