夏に熱中症になり救急車で運ばれる人がいます。
その多くはクーラーを使っていない人。
エアコンをつけて寝ると、風邪を引きやすい人や電気代をケチってしまいクーラーをつけない。
熱中症の症状は頭痛や吐き気など死に至る。
日中は熱中症対策をする人はたくさんいますが、夜の熱中症対策をおろそかにしていると危ないです。
暑くて寝苦しい時は注意。
夜間熱中症の原因と正しい冷房(クーラー)の使い方とは?
目次
夜間熱中症が起こる原因
・放射熱
放射熱とは日差しを受けた建物に蓄えられた熱のこと。
約5時間後に放射します。
昼間に溜めこられた熱が、時間差で室内に放射されるんです。
夜、寝るころになると、室内が暑くなる。
マンションに住んでいる場合、室内の温度が下がらないことがあります。
こうなると、夜も室内は暑くて眠れない。
解決法はクーラーをつける。
当たり前すぎることですが、クーラーをつけないで我慢しちゃう人もいるのです。
放射熱を防ぐエアコンの使い方
・冷房
夜間熱中症を防ぐエアコンの使い方をご紹介します。
○冷房をつけっぱなしで寝る
え?って思いますよね。
風邪引いちゃうし、電気代がかかりすぎる・・・。
クーラーの温度は28℃、タイマー設定は使わない。
冷房を一晩中つけっぱなしで寝る。
夜、寝る時は昼間よりも薄着で静かにしているので、身体から出る代謝熱も低い。
だから、夜の場合は28℃くらいが一番ぐっすり眠れます。
*クーラーつけて寝るのと必ず体調を崩す方はやめてください。
その代わり、夜間熱中症にならないように工夫してください。
よしずを使う
よしずとは葦(よし)の茎を編んで作ったすだれのこと。
太陽の熱を5割も遮断します。
さらに良い方法があります。
それは、よしずに水をかける。
気化熱で2℃~3℃の涼しい風ができ、放射熱を抑えることができます。
よしずはホームセンターなどで1000円ぐらいで売ってます。
窓の高さより2~3割長いよしずを、買い斜めに立て掛けるようにする。
よしずが大きくて扱えない場合は、すだれを物干し竿にかける。
すだれは窓から離した位置に設置。
住んでいる場所で色々違いので、各自対応してください。
寝る前に水は飲んでおいたほうがいい
就寝前に200~300MLの水を飲む。
枕元に水を置いておく。
夜中、目が醒めてのどが渇いてたら飲む。
トイレ行きたくないから水は飲みたくないは危険です。
真夏の布団の使い方
夏でも掛け布団をかけないと、お腹を壊したり、夏風邪を引くことがあります。
なので、掛け布団を横にします。手・脚を出してもOK。
そうすれば、お腹は冷やしませんし、寝返りを打って戻っても布団はかかったまま。
消化不良や免疫低下は起こらない。
ちなみに冬は掛け布団を縦にします。
手・脚を布団の中に入れると、体温が下がりすぎない。