お年寄りが喉に詰まりやすい代表的な食べ物は「お餅」なのは有名。
それでも毎年お餅を食べて窒息する人はいます。
気を付けたいですね。
喉に詰まりやすい食べ物と飲み込む力を強くするトレーニングがあります。
目次
喉に詰まりやすい食べ物
・おにぎり(喉の粘膜に張り付きやすい)
・鮨
・パン
・白滝、糸こんにゃく
・味噌汁、スープ(ほうれん草、わかめ)
・おかゆ
・ヨーグルト
・薬(喉の張り付くことがある)
・痰(たん)
・歯垢(肺に入って肺炎になることがある)
「どれも知ってるよ」と思われそうですが今一度確認。
落ち着いて、よく噛んで味わうことが大事。
歯垢が原因で肺炎になることを知らない人は多い。
歯周病の人、家族に歯周病の方がいる場合は気をつけてください。
お年寄りは歯を磨くことも大事です。
歯医者に行って定期検診を受ける。
あとは飲み込む力を強くするトレーニングをする。
飲み込む力を強くするトレーニング
のどが詰まって窒息死するのは、死ぬよりつらい非業の最期が待っている。
70代~80代になってからでも決して遅くはない。
のどを鍛えてみる価値は充分にあるのでやってみてください。
飲み込む力はいくつになっても復活させることができます!
1.嚥下おでこ体操
・へそを覗き込むように下を向く
・手のひらの付け根でおでこを上に押す
・首に力が入った状態を5秒間キープ
2.あご持ち上げ体操
・下を向いて力いっぱいあごを引く
・下あごに両親指を当てて押し返す
・のど仏がグッと上がった状態で5秒キープ
鏡を見ながらやるといいでしょう。
のど仏を動かす筋肉を鍛えるため、「嚥下おでこ体操」と「あご持ち上げ体操」の運動を5回~10回くり返す。
※無理はしないでくださいね。
喉を鍛える方法
大切なのは、むせるのを放置せず、のどをトレーニングすること。
・人と喋る
・音読をする(30分)
・カラオケで歌う
・柔らかい物ばかりを食べない
(顎の力が弱るため)
・歯ごたえのあるものは、いつもの倍以上しっかりと噛む
窒息を防ぐのに重要なのがノド仏。
食べ物をゴクンと飲み込むときに、しっかりと上に動いていないなら、ノドの中にある喉頭蓋が、きちんと働いていない証拠。
男性でノド仏がわかりやすいなら、その位置に注目。
首の半分より下にあるようなら、 飲み込む力が衰えているサイン。
食べ物でむせる原因
原因は口やノドが充分に湿っていないから。
口やノドが充分に湿っていないと、飲み込んだ食べ物がパサついていて、食道へと滑り込んでいかず、のどに張り付いて、せき込んでしまう。
食べ物でむせないためにもノドのトレーニングはしておきましょう。
そして、むせやすい食品はなるべく食べない。
「鍛錬くん」で喉をトレーニングしてみる。
100歳まで絶対に生きる。